通販で冷凍おせちを買う時、気になるのは美味しさや見た目の華やかさはもちろんですが解凍方法や時間も気になるところ。
新年のお祝いでいただくおせちですから、正しい解凍方法を知って、美味しくいただきたいものです。
今回は、美味しくいただくための冷凍おせちの解凍方法や時間について説明します。
冷凍おせちが多い理由
一昔前までは、いわゆる「生おせち」という冷蔵品が主流で、冷凍おせちは味がイマイチというイメージ。
しかし、昨今の冷凍技術の向上によりできたてを急速冷凍することで、解凍しても美味しくいただけるようになりました。
また、生おせちの場合は傷みやすいので味付けも濃くなりがちですが、ヘルシー志向の現代ではできるだけ濃い味を避ける傾向にあります。
そのため、自然な味付けはもちろん、薄味でも美味しくいただける冷凍おせちが多く発売されるようになりました。
冷凍おせちは美味しくない？
冷凍おせちを購入した人の中には
ドリップが出て、旨味が流れてしまっている
パサパサ・水っぽくて食感が悪い
「美味しくない」という声もありますが、これは適切ではない解凍方法をしている可能性が高いです。
冷凍おせちを美味しくいただくための解凍方法は
時間をかけてゆっくり解凍する
ことが大きなポイントです。
冷凍の肉や魚を解凍する時も、急激に解凍すると「ドリップ」という液体が出ますが、旨味成分も含んでいるため、美味しさも逃してしまうことになります。
冷凍おせちも同様に、ゆっくり時間をかけて解凍することでドリップが出にくくなり、食感を損なうこと無く、本来のおせちの味を楽しむことができます。
冷凍おせちの上手な解凍方法と解凍時間
冷凍おせちを美味しくいただくためには「低温解凍」がオススメで、大きく2種類あります。
やり方を守ればとても簡単。
美味しいおせちをいただくためにはしっかりチェックしておきましょう。
冷蔵庫
おせちを販売している会社では、冷蔵庫での解凍を推奨していることがほとんどです。
温度を低く保ちながらゆっくり解凍ができるので、美味しさを損なうこと無くいただけます。
購入したおせちには解凍方法や時間が載っているので、必ず確認しましょう。
風呂敷に包んだまま入れる
解凍時間の目安：24時間～36時間位
一番簡単で楽な方法ですが、冷蔵庫のサイズによってはお重が入らない場合があるので要注意です。
また、年末年始は何かと買いだめして冷蔵庫に食材が入りがちなので、冷凍おせちの購入を考えている方は、お重のスペースを空けておきましょう。
1段ずつラップで包む
解凍時間の目安：8～15時間
お重ごと入らない場合は、1段ずつ軽くラップで包んで冷蔵庫へ。
ちょっと手間はかかりますが、その分解凍時間の目安は短くなります。
冷暗所
解凍時間の目安：10～20時間
冷蔵庫が一杯でお重が入らない！という方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、冷暗所（10度前後）の暗くて涼しい場所に置く方法もあります。
室内の冷暗所の場合、温度変化が生じる可能性があるので注意が必要です。
定期的に解凍状態を確認しましょう。
冷凍おせちは冷蔵庫での解凍がオススメ
一番楽に、美味しく冷凍おせちを食べるためには、冷蔵庫でお重ごと解凍することがオススメです。
早く解凍したいからといって、間違っても電子レンジを使うのはNG！
また、20度前後での常温解凍もドリップが出やすく食品が変質する恐れもあるので避けましょう。
冷凍おせちの解凍方法をショップからチェック
人気のおせちのショップでは、冷凍おせちの解凍方法についての案内ページもあります。
冷凍おせちをただ選ぶだけではなく、解凍方法も事前に確認しておきましょう
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